IQOSチャージャーカバー【アスナカスタム】⑫

どーもっ!アトリエ ピンクバレット の國光です。

アイコスカバーアスナカスタムの続きです。

カバーを本体に被せたままラインのマスキングをやって行きます。

まず淵に一周テープを貼って…

それをガイドにして内側にもテープを貼って行きます。

ガイドのテープを剥がして…

内側を覆ったらマスキングは完了です。

マスキングが終わったらまた本体からカバーを外します。
前回書いたように、カバー裏側に少し塗料が回り込んでますが、この程度なら本体側に色移りする事は全くありません。

で、次はまたカバー裏側のマスキングです。

それが終わったらやっと塗装パートに突入です。

まずは余分な部分を消す為にグレーから…

次にホワイト。

そして調色したグリーンを吹きます。

更にその上からターコイズグリーンというパールを重ねます。

ここで一旦しっかり乾燥させておきます。

ついでに説明しておくと、今回はこの上に更にもう一層カラーを入れるのでこのまま乾燥させますが、本当はこの段階でマスキングを剥がしておくのが理想的です。

と言うのも、マスキングは塗料が完全に乾く前に剥がした方が良いからです。

たまにマスキング工程も含めて「塗装で次の工程に進む時は必ず塗料が乾いてからにしましょう」みたいな事を言ってる人がいますが、あれは間違いなので注意して下さいね。

時と場合にもよりますが、マスキングはできるだけ塗料が乾かないうちに剥がさないとダメです。
自分は半乾きと乾燥との中間くらいのイメージで判断してますが正直「勘」の世界ですf^_^;

塗装は理屈通り行かないのが普通で、経験や慣れによる感覚的なものが大半を占めるものです。
塗装において「こうすれば間違いない」と説明できる事なんてほとんどあり得ないんですよ。
気温や湿度、ガンの距離、動かし方ひとつで変わる世界なんで当たり前なんですけどね。
なので、このブログも含めて、世に出てる塗装関連のサイトや本の説明は全て「少しでも失敗を減らす為のアドバイス」程度に考えておいた方が無難です。

少し話が逸れましたがマスキングの話に戻して、乾ききってから剥がすと、マスキングと一緒に塗膜がめくれるトラブルが起こりやすいです。

マスキングをして塗装するという事はマスキングテープも一緒に塗装しているという事です。
つまり塗装面とテープは同じ塗膜で覆われている状態という事になるので、乾いてからだと繋がった塗膜同士が一緒にめくれてしまう可能性が高くなってしまいます。

このリスクを少しでも下げる為には、完全に乾ききる前に剥がす事が重要なんです。

とは言っても塗料によってもそのタイミングは微妙に変わってくるので慣れないと分かりにくいんですけどね(>_<)

因みにそのリスクを軽減できる吹き方もあるので覚えてたらまた別の機会にでも。
今回のようにすぐに剥がせない場合は特にそれを意識して塗装しています。

因みに因みに今回のようにすぐ剥がせない事にもちゃんとした理由があるんですけどね。
決してまたマスキングするのが面倒という理由ではありませんので^_^

ではまた( ´ ▽ ` )ノ
塗装&エアブラシ&ガンプラの事はアトリエ ピンクバレットにお任せを(`_´)ゞ

iQOSチャージャーカバー【アスナカスタム】⑬

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