お勧めアニメ第弐弾【僕だけがいない街】

どーもっ!アトリエ ピンクバレット の國光です。

今日は自分のお勧めアニメ第弐弾という事で、『僕だけがいない街』を紹介したいと思います。

当然ネタばれは無いように書くのでご安心を(^_−)−☆

『僕だけがいない街』はベースがサスペンス物なので、もしまだ観てない人はネットなんかで情報を調べずに観て下さい。

このアニメはとにかく続きが早く観たくて最後まで一気に鑑賞してしまいました。

これほど話の続きが気になったアニメはシュタインズゲート以来ですね。
正確にはシュタインズゲートはゲームが先やったんで、アニメでこれほど先が気になった物はこれが初めてかも。
観たのがリアルタイムじゃ無くて良かったw

とにかくこの『僕だけがいない街』はいろんな感情が湧いて来る作品です。
自分にとってそれだけ心を揺さぶられた作品だと言う事ですね。

中身はかなり重いテーマばかり扱ってるんですが、「非情」と「救い」とが絶妙なバランスの上に構成されているので重くなり過ぎて無いんですよ。
その「非情」と「救い」と言うのは登場人物に対してもそうなんですが、「鑑賞者に対して」と言う意味合いが大きいです。

この絶妙なバランスに心を揺さぶられるんですよ。
どちらか一方だけでは「心が動く事」はあっても「心が揺さぶられる事」は無いですからね。

「なんちゅう酷い話やねん」と思わせたかと思ったら「なんちゅう温かい話やねん」と思わせる…
「絶対にこいつが犯人やろ」と思わせたかと思ったら「絶対にこいつは犯人じゃ無いやろ」と思わせる…
これを何回も仕掛けてくるので良い意味で心が混乱します。
この裏と表(陰と陽)の見せ方がとても上手いんですよ。

このシーンなんてもうね…あー喋りてぇ!

物語全体を流れで言うと、どこかで急加速するような事は無く、どちらかと言うとジワジワ展開して行く感じなんですが、これが全12話で本当に良くまとめられています。

そしてゆっくりと結末に向かって行くんですが、その結末もまたとても深いなぁと自分は思いました。
最初は一瞬「え?うそン」となって若干混乱するんですが、少し冷静になって考えた時、これ以上に無い終わり方だと納得できました。

これですよ!『メッセージ』の感想の時に言っていた
「心地の良い余韻や謎を残して鑑賞者に想像を楽しむ余地を残す事」
って言うのは。

多少強引さがありはするものの、総じて「お見事!」と言えるラストでした。

と言っても誰もハッピーエンドとは言ってませんよ(´・_・`)

誰が勝って誰が負けるのか?
誰が生き残って誰が死ぬのか?
誰が幸せになって誰が不幸になるのか?

この街に誰が残り誰がいなくなるのか?

その辺は自分で観て確認して下さい( ̄▽ ̄)

最後にまとめると、『僕だけがいない街』はとても良く出来た素晴らしいアニメでした。
それと、感想や良さをネタバレ無しで伝えることがとても難しいアニメだなと思いました(^^;)

…バカなの?

PSアイラブユー
最近日本の映画業界ではアニメを何でもかんでも実写化するのが流行ってるみたいですけど、自分の感覚で言わせてもらうと「ろくなモノが無い」です。

何でこんな事になってしまったのか考えたんですが、最初は単純に「まともな本を書ける人がいないからアニメ作品に依存している」という事なんやろうなと思いました。

だけどこれほどポンポン作るという事を考えると、ただ単にそういう問題だけじゃないですね。
信じ難い事ですけど「金になる」という事です。
たぶん人気芸能人のPV的付加価値がデカいんでしょう。

アニメを観ない人がこういう類の映画を観て、「なんやこのしょーもない話は」と思ってしまうのはアニメ好きとして悲しい事ですよね。

逆にそれがきっかけでアニメを観る人が少しでも増える事を願うばかりです。

何にせよ日本の映画やゲーム業界はアニメに頼り過ぎですよね。
て言うか今や娯楽業界全体を通してアニメに救われてる感がハンパないです。
言い方を変えると、この国の娯楽経済を支え動かしている頂点、つまり娯楽業界で1番優れた職業であり、1番偉いのはやはり漫画家やアニメ製作会社の人達という事になるんでしょうね。

ではまた( ´ ▽ ` )ノ
塗装&エアブラシ&ガンプラの事はアトリエ ピンクバレットにお任せを(`_´)ゞ

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