エアブラシペイントの工程①

どーもっ!アトリエ ピンクバレット の國光です。

ジェノブレイカーとグリムゲルデ、少しは進んでるんですがブログに上げる程でもないので、今日は以前友人に頼まれたiPhoneのカバーが完成するまでの工程を簡単にまとめてみました。

いつもふざけてるオヤジだと思われてもアレなんで、たまにはちょっと真面目に解説しますね。
長くなると思うので何回かに分けます。
エアブラシペイントに興味無い方やエアブラシを極めたような方はスルーして下さい。

内容はiPhoneカバーに有名なロゴマークをペイントする工程となります。

上の画像は黒のカバーをシルバーにペイントした物です。
単純にシルバーを塗っただけですが、ここまででもいくつか工程があります。
まずは黒のカバーを800〜1000番くらいの耐水ペーパーで磨きます。これは塗料の食い付きを良くするための足付け作業ですが、新品のカバーはほぼ必ずと言ってもよいくらい側面と表面の折り返し部分の縁が盛り上がった状態になっています。

プラモデルでも少し表面積が広いパーツはそうですし、スイッチカバーとかもそうです。詳しくは分かりませんがこれはプラスチック成型時にどうしても避けれない事なんだと思います。
で、磨くのはその盛り上がりを無くしてできるだけ平らな面にしてやる作業でもあるんです。

それが終わるとシリコンオフでキレイに拭き油分を除去します。
次にプラスチック用のプライマーを吹いて下地の完成となります。
(経験上、磨きさえキチンと出来ていれば必ずしもプライマーが必要というわけでもありません)

カラーで言えば1層目となるシルバーをペイントした次に2層目となる青の部分をペイントします。シルバーを残す部分は塗料が入り込まないようにしっかりとマスキングしておきます。(この時使った青は確かクリアーブルーだったと思います)
頼まれていた文字もマスキングで抜いておきます。
この文字ですが、打ち合わせで「文字はあまりハッキリと見えない感じで」と聞いていたので同色のブルーを重ね、あえて見えにくくしています。

そしてここで一旦クリアーコーティングします。
このクリアーは、マスキングによって出来た塗料のわずかな段差を消す事と、塗膜を保護するという意味があります。
まだエアブラシをやり始めた頃の自分が経験して来た失敗を元にもう少し詳しくご説明しておきますね。

その前に『塗料の段差』を消すやり方ですが、クリアーで透明の層を作り、そのクリアー層を磨く事によって段差が無くなります。
クリアーを乗せず直に磨くと色も削り取ってしまいますからね。
『カラーで出来た段差の上に出来たクリアーの盛り上がり部分』を磨いて平面にしているイメージですね。
じゃぁこんな疑問が浮かんできませんか?「結局最後にクリアーコーティングするんだから段差も全部一緒にその時に消せばいいんじゃない?」
私も最初はそんなふうに思ってました。
実際フリーハンド(マスキングを使わずにエアブラシのみでペイントする技法)のみで描く場合は最後に消します。
でもマスキングを使う場合そのまま次の工程に行ってしまうと、ここで出来たわずかな段差によって次のマスキングが上手く行かなかったり、1番下の段差がキレイに消えなかったりと必ず後で弊害が起きて来るので、面倒でもその層で出来た段差はそこで消しておくようにします。
段差が大きければクリアーを厚塗りするか数回に分けるとある程度なら対応できます。
当然この作業はクリアーが乾いてからじゃないと出来ません。

そして段差が消えてフラットな面になったら次の工程に進みます。

②につづく

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