幻鬼機殻【PHANTOM-001《蛍 Hotaru》リバースチェンジセット】 ③
どーもっ!アトリエ ピンクバレット の國光です。
今日は「蛍」の続きです。
幻鬼機殻【PHANTOM-001《蛍 Hotaru》リバースチェンジセット】[蝸之殼スタジオ(Snail Shell)]
昨日4パターンある表情を紹介しましたが、この娘は髪型を変える事も出来るので、今回はソチラの紹介をやっておこうと思います。
今日もちょっと短い日記になりますが、氣になる人は見て行って下さい。
とりあえず髪型を変えた各表情のアップから。
これだけでも結構雰囲氣が変わりますね。
ではこの髪型でポージングを。
〈ターンテーブル〉
今回使った表情とこの髪型ってめっちゃ相性がイイと思います✨
蝸之殼のフィギュアが脚組み出来るのは、もはや珍しい事ではないんですが、驚いたのは衣装の柔軟性&自由度の高さです。
フィグマの衣装をイメージしてもらえれば分かると思うんですが、布製のもの以外はポージングの際に干渉して動きが制限されますよね。
これはポリアセタール樹脂(POM樹脂)という素材で出来てるらしく、ゴムのように柔らかいので、素体の重さだけでも柔軟に形状が変化します。
おまけに弾性回復率が高いので、変に型がつくような事もありません。
布製の衣装以外でこんな自由度の高い素材を使っているアクションフィギュアは自分が知る限りこのメーカーだけですね。
一応POMというものの特性をコピペしておきます。
ポリアセタール樹脂(POM樹脂)の特性
結晶化度が高いことから、強度・剛性等の機械特性に優れます。さらに、結晶内では分子同士の相対位置が動きにくいため弾性回復率が高く、繰り返し疲労(低応力でも何度か繰り返して加えると破壊する現象)やクリープ(長時間応力を加えると変形が大きくなる現象)のような機構部品に要求される性能に優れます。また、結晶に取り込まれている分子は他部材が近接しても移行しないため、摩耗しにくい特性も有しています。
ガラス転移点は-50℃と大変低く、実用使用温度において非晶部分の分子鎖が運動しているゴム状態となることから、破断しにくく粘り強い特徴を持ちます。
結晶部分には有機溶剤が侵入しにくいため、高い結晶化度を有するPOMは耐有機溶剤性に優れる樹脂です。一方で酸には耐性がなく、アルカリにもあまり強くはないため無機薬品との使用には注意が必要です。また、いったん分解が始まると分解生成物が活性を持っているため、劣化が促進されます。分解は熱だけではなく光、特に紫外線によっても促進されます。このため、特に屋外で使用されるような用途には耐候処方が施されたグレードを選定する必要があります。
紫外線に弱いという弱点があるみたいなので、劣化(耐久性)に対しては今のところ何とも言えませんが、もし耐候処方というものが施されているとすれば、これはアクションフィギュアに最適な素材と言えるんじゃないでしょうか。
少なくとも現時点では素晴らしい素材が使われていると感じます。
一応片ヒザも少し。
完璧です✨
この段階で氣になるようなポイントは、太もものロール部分に出来るスキマが少し氣になるくらいですね。
これまた凄いフィギュアを作って来たなって感じです。
次回はもう少しポージングしてみようと思ってます。
ほなまた( ´ ▽ ` )ノ
塗装&エアブラシ&プラモデルの事は Atelier pinkbullet にお任せを(`_´)ゞ