RG 1/144【RX-78GP01 ガンダム試作1号機 《ゼフィランサス》】仮組み完了②
どーもっ!アトリエ ピンクバレット の國光です。
RG 1/144【RX-78GP01 ガンダム試作1号機 《ゼフィランサス》】
RG 1/144【RX-78GP01 ガンダム試作1号機 《ゼフィランサス》】仮組み完了の続きです。
昨日書いた不満点に関する事なんですが、特に不具合が目立つ点をいくつか上げると、まずシールドがめちゃくちゃ不安定です。
シールドを持たせる方法は2パターンありまして、1つ目は下画像のように持たせる方法です。
この場合、可動式のハンドパーツでシールドのグリップを握らせ、シールド側にある固定用のピンを本体の肘部分にある穴に挿し込んで固定するんですが、可動式のハンドパーツに保持力というものは全く無い上、固定用の凹凸もほとんど意味がないと言えるくらい弱いので、シールドがすぐに落ちてしまいます。
そして下画像が2つ目の持たせ方になります。
こちらはシールドのグリップとハンドパーツがあらかじめ一体化した物を使うので、ハンドパーツとシールド自体は当然しっかりと固定できてる状態なんですが、この方法だと重さのせいか今度は手首関節がすぐにポロリします。
もう少し補強する事は可能だと思うんですが、先程の画像を見てもらえれば分かるように、ビジュアル的にも非常にカッコ悪いです。
これがまず1つ目の理由です。
次にこのキットはスタンド用の3ミリ穴が無いので、下の付属アタッチメントを股間部にセットしてディスプレイするんですが、これがめちゃくちゃセットしにくい上に全然しっくりとこないんですよ。
なんでこんな方法にしたのかちょっと理解できない構造なんです。
しかもこのアタッチメントはバンダイのアクションベース2にしか対応してないみたいなので、基本的に他のスタンドは使えません。
これが2つ目の理由です。
3つ目は開封日記の時にも不安要素として書きましたが、やっぱり「コアブロックシステム」は必要なかったですね。
ポージング中しょっちゅう胴体が外れてしまいます。
1度写真を撮ったら二度とコアファイターにする事はないので、僕から見たらこれはただのマイナス要素でしかありません。
この3つがポージングに向かない大きな理由なんですが、一言で言うと、とにかく触っていてものすごくストレスを感じるキットというのが僕の印象です。
過去に何度か書いたと思いますが、僕はガンプラに可動を求めてないので、アクションポーズのバリエーションが少ない事に対して不満がある訳ではないんですよ。
うまく説明出来ないんですが、とにかく触っていて気持ち良いか気持ち悪いかって事ですかね。
このキットは腕にしても脚にしても可動範囲自体はかなり広いんですが、そうだからこそ酷い不具合があれば余計に気持ち悪く感じるんだと思います。
逆に古いキットで可動範囲が狭くても、全くストレスを感じないものはたくさんありますからね。
ストレスと言えば、ポージングだけではなく、作ってる最中もかなりストレスを感じる場面がありました。
説明書は分かりづらいし、パーツ精度も悪いし、指だけではめ込むのが大変な構造の箇所が多いし、バンダイのキットにしてはかなり質が悪いと感じましたね。
この工程にある袖パーツ(F13)の説明に関しては多分これ間違えてると思います。
説明書では袖のパーツのチェックが外側を指してますが、実際には後ろか前にしないとハマらない構造になってます。
このシールドに関しては加工しないとはめ込めない状態でした。
とにかくめちゃくちゃ組みにくいし、組んでいてもめちゃくちゃストレスを感じるキットでした。
今までかなりの数のキットを組んできましたし、その中にはRGもいくつかありますが、こんなに組みにくいプラモデルは滅多にないですね。
そんな感じだったので、結局仮組みするだけで3時間もかかりましたよ💧
下画像はこのキットに付属するスタンド用アタッチメントとパイロットフィギュア(コウウラキ)です。
あと、余剰パーツは下の2つだけですね。
ガンプラにしては珍しいくらいいろいろと不満点が多いキットではありますが、プロポーションはとても良く、見た目だけで言うと文句なしにカッコいいと思います。
「ドンマイ♡」
ではまた( ´ ▽ ` )ノ
塗装&エアブラシ&ガンプラの事はアトリエ ピンクバレットにお任せを(`_´)ゞ