映画【オデッセイ】感想
どーもっ!アトリエ ピンクバレット の國光です。
今日はまた映画の話になるんですが、日本では2016年に上映された【オデッセイ】という洋画の感想でも書こうと思います。
僕が観たのはまだ最近の事なんですけど、この映画も宇宙物のSF映画で、監督はリドリー・スコット、主演はマット・デイモンです。
《あらすじ》
~火星での有人探査中に嵐に巻き込まれた宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)。
乗組員はワトニーが死亡したと思い、火星を去るが、彼は生きていた。
空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない危機的状況で、ワトニーは生き延びようとする。
一方、NASAは世界中から科学者を結集し救出を企て、仲間たちもまた大胆な救出ミッションを敢行しようとしていた。
火星に一人置き去りにされた宇宙飛行士の生存をかけた孤独な奮闘と、彼を救いだそうとする周囲の努力を描く~
このシチュエーションだけで想像すると、若干地雷っぽい感じがしませんか?
実は僕はそう思ってましたf^_^;
過酷な火星に1人取り残されるというシチュエーションだけ想像すると、なんか重く暗い雰囲気でネガティブ要素満載なイメージがしますよね。
ところがどっこい!
この映画はネガティブな感情が湧くような事がほぼ無いんですよ。
原作が素晴らしい、俳優の演技が素晴らしいというのも当然の事ですが、暗い空気になりそうな絶望的シチュエーションにも関わらず、逆に明るくてエネルギッシュな空気で魅せるリドリー・スコット監督はさすがだと思います。
その魅せ方なんですが、まず火星に独りきりという暗い空気を和らげる要素として、主人公が自分の置かれた状況や、生き延びる為に行う計画なんかを映像と音声に記録して行くという手法が使われています。
まぁ早い話が日記ですね。
これにより、独りきりで無言のサバイバルのはずが、まるで観てる人に語りかけてるような感じになるのと同時に、それが状況説明の役割も果たしています。
次に、この映画は全体を通して敵(悪役)がいないんですよ。
軽く嫌な奴はいても結局は全員が同じ目的の為に協力し、それが大きなエネルギーとなります。
それは観てる方にも伝染します(^^)
それと劇中に流れる曲がまたいいんです!
70年代の名曲が凄くポジティブな気分にさせてくれます。
全部の曲について書くとまた長くなるので細かくは触れませんけど、火星に有人飛行できる時代や宇宙という舞台には一見似つかわしくないような古い曲が、この映画の雰囲気に見事マッチしているんです。
その中でも特に『デヴィッドボウイ』のスターマンが流れた時は鳥肌が立ちましたよ(((o(*゚▽゚*)o)))
みんな感性はバラバラなんで一概にお勧めとは言えませんけど、自分的にこの【オデッセイ】を一言で表現するとしたら、とにかくポジティブでユーモア溢れるセンス抜群の名作という事です♪( ´▽`)
ではまた( ´ ▽ ` )ノ
塗装&エアブラシ&ガンプラの事はアトリエ ピンクバレットにお任せを(`_´)ゞ