『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』感想(軽いネタバレ有り)

どーもっ!アトリエ ピンクバレット の國光です。

『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』

ちょっと気分転換に見てみました。

軽くネタバレ含むのでこれから見ようと考えてる方は読まないようにして下さいね。

{公式あらすじ}

〜夏の花火大会の日、港町で暮らす典道は幼なじみと灯台に登って花火を横から見る約束をする。その日の夕方、密かに想いを寄せる同級生のなずなから突然「かけおち」に誘われる。なずなが母親に連れ戻されて「かけおち」は失敗し、二人は離れ離れに。彼女を取り戻すため、典道はもう一度同じ日をやり直すことを願うが…。繰り返す1日の果てに起こる、恋の奇跡の物語〜

また初っ端から率直な感想を言ってしまうと、残念ながら自分は全然おもしろいと思えなかったですね。

シャフト&監督が新房昭之という事もあったのでハズレるようなことは無いだろうと考えていたんですが、ハズレもハズレ、個人的には見事な大ハズレでした(;´д`)

そもそも打ち上げ花火を「横から見る」って何の事を言ってるのか意味が分かりません。
下から見るってのはまぁ分かりますけど…
一般的な打ち上げ花火に前も横も後ろも無いですからね。見ている人にとってはどこであろうとその場所が正面ですから。

同じく花火が丸いか平べったいかっていう謎の疑問は一体なんなんでしょう?
どこから見ても同じに見えるという事はそういう事です。

下から見るというのが現実世界、横から見るってのがifの世界って事なんでしょうけど…

地名が茂下(もしも)だとか、ifの世界に行ける『もしも玉』という謎のご都合アイテムには「あ痛たたた…」ってな感じでちょっと引きましたね。
もうね、見てるこっちが恥ずかしくなるレベルですよ。

アニメ作品にリアリティを求めるのはナンセンスですけど、それでも少しくらいは説得力を持たせないと物語に全く入って行けません。

流石に『もしも玉』はちょっと幼稚過ぎますよね?

と言うか、もうループ物はやめておいた方がいいと思います。

『シュタインズゲート』という突出しすぎた作品があるので、それと比べるとどうしても他が稚拙な内容に思えてしまいます。

まぁこの物語自体正確にはパラレル物、もっと厳密に言ってしまうと、およそ誰もが経験する思春期に頭の中で創り出す妄想の中の物語なんですがね。
言ってみれば夢オチと大して変わりません。

それを根底(テーマ)においた上で作ってあるならそれはそれで有りだとは思います。面白いかくだらないかは別としてね。

だけどもしそれがテーマじゃ無いんだとしたら、脚本があまりにもお粗末過ぎますよ。
原作は全く知りませんけど、いくらアニメとは言っても、小、中学生の発想をそのまま世に出すのはいかがな物かと思います。

それと主人公やヒロイン役に芸能人を起用するのもやめて欲しいですね。
やっぱアニメキャラの声を俳優女優がやると違和感がありすぎます。
アニメはアニメ声でいいんです。変わった言い回しでいいんです。少し大げさな演技でいいんです。
アニメなんですから。

あとはヒロインのなずなが終始撫子にしか見えんかったですはい。
静止画ではどちらかと言うとガハラさんなんですが、表情の動きが入るともう撫子にしか見えません(^^;;

批判的な感想だけ書くのもアレなので、最後に良かったところは?って聞かれて無理やり答えるとしたら、田舎町のなんか昭和の夏を感じさせる懐かしさみたいなものと、幻想的な映像表現、それと名曲『瑠璃色の地球』なんかが使われていたのは良かったと思います。

話は変わりますけど、PS4のニューガンダムブレイカーってバンダイナムコのゲームがエライことになってるようですな。アマゾンの評価も見たことないような有様ですし、発売から一週間と立たないうちに定価8000円ほどのゲームが3000円台にまで落ちるなんて事は前代未聞ですよ。新品がですよ!中古でもこれほど酷い値崩れは滅多に無いですからね。

これは伝説のゲームになりますよ。

ではまた( ´ ▽ ` )ノ
塗装&エアブラシ&ガンプラの事はアトリエ ピンクバレットにお任せを(`_´)ゞ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です