フィギュアライズバスト【ホシノ・フミナ】④
どーもっ!アトリエ ピンクバレット の國光です。
フミナパイセン(※中学生)の肌の塗装が一通り完了しました。
以下は塗装の工程です。
ちょっと本気の塗装をやるので久しぶりにHP-Bplusの出番です。
と言ってもいつもが適当に塗装していると言う意味ではないですよ!
通常ガンプラの塗装ではエアブラシイラストを描くような超繊細な技術までは求められないという事です。
自分が今までプラモデルを塗装した限りでは、ダブルアクションの1/10の能力も使って無いです。
普通クラスのハンドピースが最高速度100キロのクルマだとしたら、10キロくらいで走っている感じですね。
立ち上げのグラデーション塗装でも30キロくらいまで踏み込んだ程度です。
因みにiwtaのHPplusシリーズは最高速度300キロくらいは出せます♪( ´▽`)
とは言うものの、改造やスクラッチなんかも含めた全行程をひっくるめて比べると『プラモ製作工程』は『エアブラシイラストを描く工程』よりはるかに奥が深いし、手間がかかる難しい作業だと思います(>_<)
で、話を戻して、このフミナパイセン(※中学生)も一応はガンプラカテゴリーなんですが、人物だと言う事と造形がやたらリアルに作られているので、ベタ塗りやMSのような簡単なグラデーション塗装ではちょっと違和感がある仕上がりになると思います。
フィギュアの塗装はした事が無いし、皆さんどういうふうに塗装されてるのか知りませんが、とりあえず人物イラストを描く時と良く似た手順で塗ってみようと考えてます。
まず最初にシャバシャバに薄めたブラウン(2倍に薄めた塗料を更に2倍くらい薄めた感じ)を顔の輪郭や脇の辺りの影が出来るような場所にふんわりグラデーション塗装していきます。
次にクリアーオレンジ(これもシャバシャバ)を全体に吹き付けます。
その後少しベースの肌色が入ったホワイトで肩や額、鎖骨なんかの光の当たりやすい箇所をグラデーション塗装します。
そしてまたベースの肌色を全体的に薄く吹き付けます。
画像ではほとんど違いが分からんでしょ?
ボクもです(*´ー`*)
でもこの一連の流れを数セットやる事で透明感が出ますし、ベタ塗り箇所が一切無い立体的で奥行きのある塗装となって行きます。
自分はイラストの場合も基本肌の色から入れて行くんですが、これの厄介なところは色を重ねて行くにつれて最初に入れたベースカラーがどんどん白く(薄く)なって行くんですね。
厳密に言うともちろん薄くなっている訳ではないけど、他に濃い色が入る事によって視覚的に薄い色がどんどん白く見えてしまうんです。
と言う事はですね「まだまだ白い」と感じて適正以上に濃くしてしまったり、逆に「よっしゃ!完璧」と思っても、服や髪に色を入れたら肌がめっちゃ白い(>_<)
ってな事が起こるんですよ。
なんで、カラー見本を見ながら最適なところで止めるんですが、それでも最終的に多少は調整が必要になってきます。
能書きはこのくらいにしておいて、とりあえず今の段階ではこの辺が最適だと判断したので一旦ストップして軽くラッカーでツヤ消ししてます。
実物はもう少しオレンジが効いて温かみがある感じですね。
元の造形が素晴らしいのは間違い無いとして、フミナパイセン(※中学生)更に可愛らしくなったと思いません?
誰が何と言おうとボクはそう思います♪( ´▽`)
PS・近所のオサレな店に『ドルチェバイキング』なるものがあるんですが、今日は家族でティータイムを楽しんで来ました(*´∇`*)
ハラが苦しくなるくらいケーキやらスウィーツやらを美味しくいただいてきましたよ。
ではまた( ´ ▽ ` )ノ
塗装&エアブラシ&ガンプラの事はアトリエ ピンクバレットにお任せを(`_´)ゞ