エアブラシペイントの工程(携帯カバー編)
どーもっ!アトリエ ピンクバレット の國光です。
今日は久しぶりにカスタムペイントの記事です。
なんとなくそういう気分だったのでf^_^;
とは言ってもiPhone5時代ですから結構前のイラストになりますが…
カスタム対象は携帯カバーになります。
まずはカバーを1000番程度の耐水ペーパーで軽く磨きます。
軽くと言っても、ここである程度フラットな面にしておくと仕上がりが綺麗になります。
こういう形状の物は、ぱっと見フラットに見えても、必ず縁の部分が盛り上がってますので。
ある程度面がフラットになったらホワイトで下描きして行きます。
側面にカラーを入れ、ざっくりと下描きができたら一旦ウレタンクリアーでコーティングします。
ウレタンが硬化したら耐水で軽く磨いてから少しずつ着色していきます。
納得いく状態になったら、ここでまた一旦ウレタンコーティングです。
硬化したらまた軽く磨いて、今度は文字をマスキングで入れていきます。
そして最後に仕上げのウレタンを吹きます。
それが硬化したら1000番以上の細かい耐水で磨いてからコンパウンドで仕上げます。
このペイントで難しいのは、タバコの箱ほどのサイズのキャンバスに、フリーハンドでいかにボカさず描けるかってところですね。
特にこういうアニメ調の絵の場合、人物と背景の境界に濃い色でラインを描く工程がめちゃくちゃ難しいんですよ(>_<)
プラモデルの塗装をエアブラシでやっている人なら分かってもらえると思いますけど、同じ細いラインでも、人の髪の毛のように”逃がす感じで描くライン”と違い、アニメの場合は”とめるライン”になるので、呼吸で体が動くだけでもアウトなんですよね(>_<)
神経をすり減らしながら描いてます(^^;;
これは自分の携帯カバーに描いた物で、2年使って何度か落としたりもしましたが、表面に少し傷が付いてる程度で、未だに全く劣化してません。
ちなみに僕はプラモデルのコーティングにもこれと全く同じウレタンを使っています。
高価なんですが、耐久性はハンパ無いです(*´∇`*)
ではまた( ´ ▽ ` )ノ
塗装&エアブラシ&ガンプラの事はアトリエ ピンクバレットにお任せを(`_´)ゞ