スカイ・クロラ
どーもっ!アトリエ ピンクバレット の國光です。
2008年に公開されたスカイ・クロラという劇場版アニメ映画を観ました。
{完全な平和が実現した世界で、大人たちが作った“ショーとしての戦争”。そこで戦い生きることを決められた、思春期の姿のまま永遠に行き続ける子供たち『キルドレ』の愛と生と死の物語を描く、押井守監督によるアニメーション}
まず最初に思ったのが、『人物の声と効果音のバランスがめちゃくちゃ』って事です。
声に合わせると音がめちゃくちゃウルサイし音に合わせるとセリフがボソボソ何喋ってるか分からんし最悪です(>_<)
なぜか日本の映画にありがちな事なんですが、コレはあまりにも酷すぎます。
設定ではどうにもならないし、あまりにも音の差が激しいのでずっとリモコン片手に見てました。
まぁそれでも内容は良かったです…
と言えたらまだいいんですが、残念ながら自分は全く面白く無かったです。
ダラダラと長いだけで、あまりにも退屈すぎて途中で観るのをやめようかと思ったほどです。
歌でいうところの、イントロもサビも無いスローテンポな曲のAメロBメロをひたすら聞かされてる感じですね(;´д`)
頑張って最後まで観てみましたが、終わった瞬間に思わず「はぁ?」と言ってしまいました。
「完全に2時間無駄にした」
自分みたいな凡人には正直何を書きたかったのか全く理解できません。
特に胸を打たれるわけでもなく、特に映像が凄いワケでも無く、自分が今まで観たアニメの中で一番最悪かも知れません。
技術的な事はよく分からないけど、業界の人から見れば多分凄い事をやっているんでしょう。
でも自分のような素人からすればこの程度のCGはゲームで当たり前のように見て来ているし何が凄いのかさっぱり分かりません。仮に例え凄いんだとしてもそんな事はどうでもいい事です。
なんかゲームの画面を見ているみたいですね。
アニメの映像や音響が素晴らしいと思えるポイントはゲームのそれのように技術的な物ではなく、感性が大半を締める物だと思います。
特に難しい事をしていなくても『魅せ方』のセンス次第ですよね。
結局は『観て直感的に凄いと思えるかどうか』が一番大事だと自分は思いますね。
その考え方から言うとこのスカイ・クロラは全く凄いと思えませんでした。
変にリアルにしようとせず、アニメはアニメらしく作った方がいいと思います。
自分の感性から言うと、監督の押井守氏のセンスは理解できません。
攻殻機動隊は好きなんですが、この人が監督をした『GHOST IN THE SHELL 』と『イノセンス』はどうも自分には合いませんでした。
原作者の森博嗣という人の本は読んだ事ないけど、このスカイ・クロラだけで判断すると何が言いたいのかサッパリ解りません。
文化人ぶってこの映画を語るなら「深い」とか「感情を揺さぶられた」などと書いた方がいいのかも分かりませんが、本能と直感で生きてる野生動物みたいな自分からすれば、思春期のフツーの少女が書いた『姉ちゃんの詩集(今マイブーム)』の方がよっぽど心を刺激されます。
因みにヒロインの名前は『草薙水素』で髪型は『おかっぱ』
攻殻機動隊『草薙素子』のクローンか何かですか?
無理してでもこの映画の良かったところを教えてくれと言われたとしたら、
「タバコを吸う描写」と答えます。
2時間観て1番印象に残ったのが『タバコを吸うシーン』です。
2時間観た感想が『タバコを吸いたくなる映画』です。
余談ですが、ウィキペディアによると、作中によく出てくる喫煙シーンに対して
『NPO法人の日本禁煙学会は制作関係会社に対する質問状を送付した』
とありますが、もしそれが本当だとしたら「コイツらやる事ないのか?」
と本気で思いますね。
そもそも『日本禁煙学会』ってモノがある事自体が驚きです。『学会』て(-_-;)
CEROといいNPO法人ってのはやる事が無い暇な連中の掃き溜めなんですかね?
偽善者って例えば芸能人が売名目的で善意の行動をする事や、自己満足や金銭の為に困っている人を助けるような行為をする人、つまり自分の利益の為に善意を行う人を指して使われる言葉ですけど、この場合は例え偽善であったとしても実際その行為で救われる人がいるだけマシです。
それに比べてこの喫煙学会だのCEROだのという偽善団体は一体誰の役に立っているんでしょうね?誰かを救うワケでも無く、誰か(何か)を否定する活動、自分たちの価値観や正義をさも正しい事であるかの如く押し付ける活動をしているだけとしか思えません。
こんな団体って世の中に必要だと思いますか?
ではまた( ´ ▽ ` )ノ
塗装&エアブラシ&ガンプラの事はアトリエ ピンクバレットにお任せを(`_´)ゞ