【ねむれ思い子 空のしとねに】

どーもっ!アトリエ ピンクバレット の國光です。

『ねむれ思い子 空のしとねに』

という2014年製作の映画(CGアニメ)を観たので軽く紹介と感想を書いて行きます。

まず公式サイトで紹介されているあらすじから…

産院から自宅に向かう車の中。
生まれたばかりの赤ちゃん“織音(おりね)”を連れた、里美と保典は希望に胸を膨らませていた。
しかし突然の事故が家族を襲う。
織音は両親を失い、たった一人残される事になった。

19年の時が経ち、成長した織音はある事件で警察に追われる身となっていた。
逃亡を続ける織音に接触してくる「組織」の人間、蒼嶋ユリ。
逃亡の手助けと引き換えにユリの要求をのんだ織音は、ある実験用宇宙ステーションへと連れて行かれる。
なぜか織音しか入れないという無人の宇宙ステーション。
その奥で織音を待っていたのは、19年前の事故当時のまま、20歳の姿をした母、里美だった。

戸惑う織音に、ユリはステーションのシステムを落とす手助けを要求する。
それが謎の解明と母を助ける事になると信じた織音は、戸惑いながらもシステム停止装置を設置していく。
やがて、母と共に過ごすうち、失った時間を取り戻してゆく織音。

ユリの目的、里美の正体、そしてステーション乗っ取りに関わる“先生”と呼ばれる男。謎が深まる中、織音がたどり着く「真実」とは…

という内容の1時間も無い短い映画なんですが、この作品の凄いところは監督である栗栖直也という人が約7年の歳月をかけ、ほぼ一人で制作した自主制作3DCGアニメという事です。

ハッキリ言ってCGアニメーションのレベル、特に人物はかなり低い(現代のアニメーション制作会社と比べてという意味です)ので最初は「何コレ?」ってな感じだったんですが、初っ端から伏線もへったくれも無く、ただ確信に向けて一気に突き進んで行く展開の早さのせいでCGの違和感よりストーリーの方に意識が持って行かれた感じでした。

余計な物を全部削ぎ落として約50分という短い時間で要点だけを見せるまとめ方は正直凄いと思います。

技術的な事はよく分かりませんが、CGの方も『自主制作』として見ると凄いレベルなんだと思います。

何より7年間もモチベーションを保ちながらたった1人で完成まで作り抜いた執念は物凄い物だと思います。

それと声優も『攻殻機動隊 草薙素子』役の田中 敦子さんに『ONE PIECE サンジ』役の平田広明さんなど、自主制作アニメとしてはあり得ないような豪華な面々です。

肝心な物語の感想が最後になってしまいましたが、良かったですよ(^^)

気持ちいい程に分かりやすい親子愛の物語です。

1時間も無い短い映画なので興味がある方は是非観てみて下さい。

ではまた( ´ ▽ ` )ノ
塗装&エアブラシ&ガンプラの事はアトリエ ピンクバレットにお任せを(`_´)ゞ

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