鉄血のオルフェンズ(1) ⚠️ネタバレ記事注意❗️追記有り
どーもっ!アトリエ ピンクバレット の國光です。
⚠️この記事は鉄血のオルフェンズに関する盛大なネタバレ記事になります。
まだ観てない人、これから観ようと考えてる方は絶対にこの記事を見ないで下さい❗️
鉄血のオルフェンズ、DVDが待ちきれ無くて先日インフルもらってダウンしている時に上がっている動画を全部観てしまいました。
重い…かなり重い展開になって来ましたね。
基本ガンダムシリーズはテーマが戦争なんで重いのは今に始まったわけじゃありませんが、オルフェンズは別に戦争をしているわけでも無いのに人を殺し過ぎです。
物語を大きく動かす為には大きな存在のキャラを殺してしまうのが手っ取り早いですけど、いくらなんでもちょっと安易に使い過ぎですよね。
タービンズのくだりは必要だったんかな(ー ー;)
と言うかあれは男なら何が何でもオルガ動かんとあかんでしょう。
鉄華団にとっての兄貴分である名瀬、つまりはタービンズという組織自体が鉄華団の家族なんやから「家族を守る」為に動かないと言うのは脚本に無理があり過ぎです。
鉄華団を守る為とは言え、さんざん世話になったタービンズという大事な家族を見捨てるのはどうにも納得行きませんね。
あの場面は例え世界を敵に回そうが鉄華団は全戦力を使って名瀬を助けに行かないとダメだと思いませんか?
家族と言う物を重要視する物語ならば絶体絶命の時こそ行動を共にしないとおかしいでしょ。もっと言えば死ぬ時は一緒と考えるのが自然です。仕事をやり遂げる為なら命を賭けるのに…
1期のビスケットの時にしても何で指揮官のくせにあんな戦闘真っ只中の激戦地にモビルワーカーなんかでノコノコと出て行ったのか意味が分かりませんね。おまけにご丁寧に通信までする始末…自分達だけでは無く戦闘中の仲間をも危険に晒す行為です。直接手を下したカルタに憎しみを向かせようと考えたのかも分かりませんが、本当に憎むべきはオルガです。指揮官を潰すのは戦いの基本中の基本であの時カルタがオルガを狙うのは当然の行為ですからね。戦闘で命を落とすならまだしも、指揮官としてあるまじき凡ミスのせいで死んだとなればビスケットは只の無駄死にです。馬鹿な指揮官は敵より怖いと言いますがあれなんかは正にその典型的な例ですよね。
今思えばオルガに対しては最初から「ん?」と思う場面が何回かありました。何で自分の手を汚さず三日月にばかりやらすのかとかね。
2期に突入してからはオルフェンズと言う物語の最終目的であり主軸でもあるはずの『家族を幸せにする』と言うテーマさえ曖昧になって来たし、戦う相手や目的にしても、その敵と戦わざるを得ないようなハッキリとした何らかの理由があって命懸けで戦っているわけで無くその場の流れで戦っているだけ。今のオルフェンズはただ単にオルガが迷走しているだけとしか思えません。口ではカッコいい事を言っているようでも、冷静な目で見るとただ単純に自分の個人的プライドやエゴの為に暴走しているだけですよね。一体この脚本家は何を書きたいのだろうか(ー ー;)こんな感じになるなら1期で終わらせておくべきでしたね。
とにかくオルガというキャラの株を下げる事ばかりして一体オルガをどんな立ち位置にしたいんでしょう(ー ー;)
仲間に対する優しさに反して敵に対する非情なまでの冷酷さを持つ三日月はかなり魅力的なキャラですけどね。
タービンズの事件が今後の物語展開にどのような重要性があるのかはまだ分かりませんけど、あの組織内のゴタゴタは本当に必要だったんでしょうか?
自分はそうは思いませんっ!
いろいろ分かっていながら動かない腑抜けのマクマード…鉄華団を守る為といってタービンズという家族を見捨てるオルガ…これじゃ名瀬の兄貴(タービンズ)は親父にとっても弟にとっても全てをかけるほど大事な人間と思われてなかったって事になりますよね。可哀想なアニキ(T_T)第1期の時はもっとこう熱い男達の豪快で爽快な物語だと思っていましたが、何か気持ち良く無い方向に進んでいるのが非常に残念です。
にしてもイオクというキャラは今まで見て来た数々のアニメや映画、小説、ドラマ、全てをひっくるめた登場キャラの中で嫌いなキャラ断トツのNo.1ですわ。
逆にガエリオはいい奴だと思いますね。
なんだかんだ言ってもオルフェンズは今後も気にはなりますけど、気持ちの良い終わりにならない事だけは想像できます。
物語を盛り上げる為には登場人物を殺してしまうのが手っ取り早いと考えている脚本家みたいなので、今後も主要なキャラがどんどん死んで行く事になるんでしょうし(ー ー;)
ひょっとしてこれを書いてる人も監督も新人さんと言うかかなり若手の人なんでしょうか?素人感と言うか中二感がハンパ無いです。死と言う物で人の心を揺さぶるという誰にでも出来るお粗末な手法を乱発し過ぎです。いかに死というものを絡めずに人の心を揺さぶるかが脚本家の腕の見せ所なんですけどね。
鉄華団の連中はオルガ以外みんなカッコいい奴らだと思いますけど結局はオルガ以外のほとんどが死ぬんでしょうね。
中でもこの脚本家なら最終的に三日月かアトラのどちらかを必ず殺しにかかると思います。特に三日月の場合は最初から『農場をやる事が夢』と言うフラグが成立してますし。
この場合の『フラグ』とは『フラググレネード』の事で、『すでにピンが抜かれた状態であとは爆発するだけ』という事を『すでにピンが抜かれた状態(爆発する条件、つまり死ぬ事が確定する条件が成立した)であとは爆発する(死ぬ)だけ』と言う意味で使われているとばかり思ってました。実際はフラッグ(旗)の事みたいですね。ん?旗が成立する?意味が分かりませーん(>_<)何で旗が立つ事を死ぬ事が確定した事に例えるのか謎ですね。
ちょっと話が逸れましたが、もうこうなったらガエリオがヴィダールでマッキー側をバッタバッタと殲滅して最後ジュリエッタ辺りとと仲良くハッピーエンドでいいんじゃないですかね。すでにどっち側が悪か分からない状況になってるし、ここまで話がグダグダになるならいっその事相手側のハッピーエンドという斬新な終わり方で最後まで視聴者を混乱させて欲しいですね。
人それぞれいろんな意見があるとは思いますが、自分はどうも納得できないんでつい記事にしてしまいました。
そう言えばラフタのあのシーン、アジー役の声優さんの演技には度肝を抜かれました。たったあれだけの台詞であれほどまでに感情を表現する事なんかできないですよ普通。あれはアニメ史上に残るレベルの凄まじい名演技でした。
ではまた( ´ ▽ ` )ノ
エアブラシ&ガンプラの事はアトリエ ピンクバレットにお任せを(`_´)ゞ