VOYAGER GRIL【PROJECT WITCH シリーズ 001《ベロニカ》VERONICA】追記

どーもっ!アトリエ ピンクバレット の國光です。

今日はベロニカちゃんのカラダをいじくり回してました。

文章とは全く脈絡のない画像をちょいちょい貼って行きますが気にしないで下さい(笑)

ベロニカちゃんのカラダを改めて舐め回すようにチェックしてみたんですが、あまりにも酷いので、もうボディを丸ごと別のものに替えてしまおうかと考えたんですよ、最初は。

だけどやっぱそれだとベロニカのアイデンティティを奪ってしまう事になってしまうので、出来る限り本来のボディをまともなものにしてあげる事に決めました。

とは言ってもそれほど時間をかける訳にも行かないので、あくまでも簡易的なやり方で進めて行きます。

改造中アタマだけってのも可愛そうなんで、とりあえず義体をいっぱい持っているフレズ姉さんのボディを借りておく事にします。

そのままだと首と頭の接続部がスッコスコなんで、サランラップを小さく切って二つ折りにしたものをボール部分にかましてあります。

これはこれで似合ってますね(´▽`)

バラして改めてチェックしてみると、ベロニカのボディってパーツをハメる穴や接続部の穴が全部少しデカいんですよ。

だから軸を太らせたピン(ベロニカ側)に他のキットのパーツを差し込もうとすると入らないんですよね。
例えばピンや軸が3ミリなのに対して穴が3.3ミリくらいになってる感じです。

普通は逆で、ユルい箇所って3ミリ穴に対して軸が2.8とか2.9しかないんですよね?
軸を太らせたパーツは他のキットにも使えますから。

とにかく全ての接続部がスッコスコの原因は穴側の精度が極端に悪いんです。たぶん。

という事で、穴側を軸に合わせる加工は凄く手間がかかるので、基本的に軸側を太らせる加工でやって行きます。

まずは股間の軸と脚の付け根の丸いポリキャップから行きます。

瞬着を付けすぎると削ったりするのが面倒なので、つまようじで少しずつ様子をみながら盛って行く感じですね。

次に脚の付け根とフトモモを繋ぐ部分なんですが、このポリキャップ自体が中でクルクルと回るので、動かないように接着してしまいます。

先日組んだ時、フトモモのサイドにハメる装甲も全く固定できなかったので、点付けで接着してあったんですが、よく見てみると装甲側の四角い凸に対してフトモモ側の凹が浅いというか精度が悪すぎて形が合ってない事が分かりました。
なのでここで凹を削ったりしながら接着しなくても固定できるように調整しておきました。

写真は撮ってませんが、ヒザの関節や足首のピンや軸も太らせてます。

これで元の状態と比べるとかなり安定した下半身になりました。

次は腕です。

ヒジを曲げる度に外れると言ってた二の腕ですが、割ってみるとこんな構造になってます。

何が原因かっていうと、構造そのものですね(^^;
全否定です。

こんなモン物理的、力学的に考えるとそうなるのは当たり前ですよ💧

で、僕はこうしました。

まず二の腕の軸を真鍮線と3ミリランナーで延長します。

で、ヒジ側を完全に接着し、ピンバイスで中にあったピンごとブチ抜いて軸が奥まで差さるようにしてから、入り口側にまともなポリキャップ(ガンプラの余りもの)を組み込んで接着します。

この時やった加工なんですが、ポリキャップをギリギリまで小さくして、それが収まるまで接着したヒジ側の腕ブロックを削ってあります。

これでもう勝手に抜ける事はなくなりました。

そう言えば仮組み日記でこの部分のパーツが合わない原因が分からないと書きましたが、原因が分かりましたよ。
単純に元からパーツがソリクリ返っとるんです(;´д`)

そりゃどこも干渉しなくても合う訳ないですよね。

だからこの部分の隙間はパテで埋めて塗装するまでなくなる事はありません。

まぁ、抜ける事は無くなったし、可動もしっかりとしたのでとりあえずのところはヨシとしておきましょう。

これで自分の武器を扱う事も出来るようになったし、片ヒザ姿勢も片脚立ちも出来るようになりました。

腰の装甲とフトモモの装甲が思いっきり干渉するので、片ヒザ姿勢は構造的にちょっとキビシイんですけどね💧

せっかくの球体股関節が意味を成してないというね(^^;

今回はとりあえずここでやめておきますが、あと改善の余地がある箇所と言えば、手首関節と、重心バランスですね。

ベロニカちゃんのハンドパーツはフニャフニャのゴムなので、他のガールのハンドパーツを使いたかったんですが、これも径が微妙に合わないので今回は断念しました。

重心に関してはやっぱり頭部が重いのでかなりバランスが悪いです。
なので、下半身をもっと重くして重心を下に持って来ないとダメですね。

ついでにディスプレイスタンドも構造的に間違いなく根元が折れるので、丈夫な3ミリランナーで作り直しておきました。

とりあえずウチのベロニカはこれで最低限の動きが出来るようになりましたが、そうする為にはほとんど全ての接続部と関節を加工しないといけないという、本当にとんでもないキットですよこれは(;´д`)

メロイの方も首から下はベロニカと全く同じ構造なので、これと同じ事をしないといけないと思うと気が重くなりますね(T_T)

という事で以上がベロニカのバージョンアップ(Ver.1.3)奮闘記でした。

あ、それと表情に笑顔が無いのもかなりのマイナス点ですね。

ベロニカというキャラクターは気に入ってますが、プラモデルのキットとしては個人的に間違いなく底辺中の底辺だと思います。

また後日Ver.1.4に上げようとは思ってますが、いつになるかは全く分かりません(^^;

ほなまた( ´ ▽ ` )ノ
塗装&エアブラシ&プラモデルの事は Atelier pinkbullet にお任せを(`_´)ゞ

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