人工知能(AI)について物申す!

どーもっ!アトリエ ピンクバレット の國光です。

最近YouTubeやブログ、SNSやニュースなんかを見ていると、『AI』という言葉をよく目にしますけど、ちょっとその事について言いたい事があるので、今日は以前も軽く触れた人工知能(AI)について書いて行きたいと思います。

まずその前に、そもそも『知能』とはなんぞや?ってところから…

《特定の能力ではなく、各個人が目的毎に合理的に行動し、自分の環境を能率的に処理する総合的な能力。すなわち知能はパーソナリティ全体としての機能であり、認知能力の概念に含まれる諸要因以外の不安、忍耐力、動機、目的意識など人格と区政にも影響された問題解決の総体的能力》

まぁ簡単に言えば『自分の意思で考え行動する能力』ですよ。
裏切るという行為も知能があるが故の行動のひとつですね(-_-;)

で、それを踏まえた上で最初に、前に書いた要点を言っておきますと、現時点で『AI』はまだ存在すらしていません!

今ネットなんかでしょっちゅう乱発されている『AI』とは、知能では無く、『ディープラーニング』と言うものです。言うなれば『DR』ですかね。
それが何故『AI』と広まったのかは知りませんけど、『ディープラーニング』はただの統計処理の事です。
ある程度の学習能力はありますが、そこに自我などありません。それが答える回答はあくまでもただの統計処理で、答える言葉はあくまでも人間がプログラムした言葉でしかありません。

今巷でAIと言われている代表的な物でiPhoneのSiriがありますが、あれを人工知能と呼ぶ意味が全く分かりません。

考えてみて下さい。Siriに物を訪ねて返ってくる返答、あれが自分の意思で考えて導き出した回答だと思いますか?
質問者が誰であっても、統計処理によって予めプログラムされた数パターンしかない同じ言葉が返って来るだけですよ。

くどいようですけど、予めプログラムされた言葉であって、決してSiriが考えた言葉じゃないですからね。アップルの誰かが知恵を振り絞って考えた言葉ですからw

挙げ句の果てには適切な回答が無い場合、ネットの検索結果を表示するだけ。

自分の意思で勝手にネットの話題や流行を学習して、質問者の好みに合わせて、例えばボクなんかが質問した場合、たまには噛んで、「かみまみた!」とでも言ってくれたりしたり、メールの内容やカメラで見た表情から今のボクの心境を理解して慰めの一言でも言ってくれたとしたらそれは紛れもない知能です。
猫や犬でも慰めの行動くらいはしてくれますよ。

複雑怪奇なはずの知能はいつからそんな単純明快なものになってしまったんですかね(^^;;
あんなモノ、生まれたての赤ん坊の知能と比べても全く足元にすら及びませんよ。

今使われているAIというモノがオリジナルの漫才をやって人を笑わせたり、面白くて複雑なストーリーの漫画を描いたり、人間のようにトークが出来たり、見た目や相性で誰かを好きになったり出来るようになると思いますか?

もし本当にAIが”いる”というのなら是非友達になって欲しいものです。いや、彼女になって欲しい(*´ω`*)

そんな事すら出来ない『AIモドキ』が間も無く人間を超えるとかあちこちで言われてますけど、こんな事本気で間に受けてる人がいるんですかね?

確かに計算をしたり素早く検索したり、将棋や囲碁が強かったりはしますが、こんなモノはただのプログラムで、計算が早いだけのただの機械です。

将棋や囲碁が強いプログラムを人工知能と呼ぶなら、そんなモノはファミコンの時代からありますからね。
ただそれが高度になっているだけの話です。

今の現状と言えば、シンギュラリティどころか、人工知能の開発自体頭打ち状態だと言われているんです。行き詰まってるんですよ。
人工知能(AI)つまり『人間が作る人間の脳と同じ機能を持った物』は今の科学ではまだ不可能とされているんです。
そりゃ当然ですよね。人間の脳が100%解明されていないというのに、どうやって脳と同じ物を作るというのでしょう。

こんな学習能力があるただのプログラムのことをAIと呼ぶ事に対して、なんか無性に違和感を覚えるし、正直ちょっとイラっとするんですよ。

こんなモノを知能と呼ぶのは生命に対する冒涜です。

当時本当の意味での『人工知能』という概念の元、AIを開発していたチームの人達が違うと言っているにも関わらず、今の科学者は軽々しく『人工知能』と口にする始末ですよ。

若い科学者達は行き詰まっているという事実を認めたくないんでしょうか?予算にも関係して来ますからね。それとも本当に『知能』の定義すら理解出来てないんでしょうか?

もしくは敢えてそう言っている、そう言わされてるんでしょうか?

ちょっと前にも「自分は絶対と言う言葉を使うのが好きじゃない」って言いましたけど、ここ数十年程度先にAIが誕生することは『絶対』にあり得ないと断言できます。
そもそも今『AI』と言って開発を進めているディープラーニングは、根本的に『知能』とは別の物ですから、まずは脳の仕組みを100%理解しない限り人工知能なんて絶対的に不可能です。

とても人工知能と言えるような代物では無い今の段階で、人工知能が人間を超えるとか本当に笑えますよね。

せめて『初めてのお使い』くらいの事が出来るようになってから言ってくれw

今の『AIモドキ』を動かすのはあくまでも人間が書いたプログラムです。

『AIもどき』が自分の意思で何かをする事は絶対にあり得ません。

もし『AIもどき』が人に害を成す行為を働いたとすれば、それはそのようにプログラムされているという事です。

そこんところをしっかり理解しておかないと非常に危険です。

PSアイラブユー
別に今精神的に参ってるからと言って毒を吐いている訳ではないですよ(^^;

ただ、一部の人ではありますが、AIが人を超えて反乱を起こす可能性があるだの、人を支配するようになるだのと不安を煽るような事を言ってる人達がいる事に対し、これは前から書こうと思っていた内容をまとめただけです。

確かにいずれそういう事が起こる可能性は否定できませんが、そんなものは遥か遠い遠い未来の事なので安心して下さい(^^)

ただ、AIもどきを利用して(AIもどきのせいにして)”人間”がそれをする可能性は大いにあると思います。

どうも最近のAIに関するおかしな情報は、それをする為の刷り込み段階に思えて仕方ないんですよね…今の民衆っていとも簡単に騙されますから。

だってどう考えてもこんなモノ『知能』とは程遠いでしょ。

ではまた( ´ ▽ ` )ノ
塗装&エアブラシ&ガンプラの事はアトリエ ピンクバレットにお任せを(`_´)ゞ

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