日本のゲーム業界について

どーもっ!アトリエ ピンクバレット の國光です。

前回の記事で日本のゲーム業界の現状について少し触れましたが、今日はその事に関して自分が思うことを書こうと思います。

前回書いたとおり、現在ゲーム開発技術において日本のゲームメーカーは海外メーカーに太刀打ち出来ないほどの差をつけられてしまいました。

具体的に言って特に酷いのがフィールド関連のグラフィックとフィールドの密度ですね。

その一番の原因はおそらく『開発資金のショボさ』なんだと思います。

例えば日本でも有名なグランドセフトオートを作っている『ロックスターゲームズ』が
『Grand Theft Auto V』に費やした費用は2億6500万ドルです。
今為替とか全く知らないんで正確に計算できませんが、300億円近くになると思います。
それで売れてる枚数が8000万本くらいなんでざっくり計算してみると…
5000億円((((;゚Д゚)))))))
なんだこの訳が分からん金額は…

まぁここまで売れているソフトはそうそう無いにせよ、100億円規模のゲームなんかは当たり前の世界です。
世界的にかなり売れている映画の興行収入でも100億円台程度、音楽業界で見るとCDアルバムの売り上げ枚数は世界トップクラスでも5000万枚行かない程度(マイケルジャクソンだけは別格で1億枚以上)という事を考えても、今やゲームは世界で映画や音楽をも凌ぐ立派なエンターテイメントとして認識されている時代なんです。
今時それを子供の遊びとか引きこもりやオタクの現実逃避アイテムと思うのはかなり時代遅れの年寄りと笑われる時代です。

まだゲームがここまで大きな市場として確率してなかった頃の日本を振り返ってみると、スーパーマリオが4000万本くらい売れたらしいので、その頃日本のゲームは世界でダントツだったんですよ。

それが今や日本のゲームは海外でほとんど売れないレベルに成り下がってしまいました。

もちろん中にはそれなりに売れるゲームもありますよ。
ダークソウルシリーズやスプラトゥーンなんかがそうです。

それでもやっぱり海外と比べるととてもじゃないけど敵いません。

なんでこんな事になったんでしょう?

この理由に関してはいろいろありますが、書き出すとまた長くなってしまうので今日はやめときます。

ついでなんで話しておくと、日本のゲーム開発自体にはそれほど影響はないと思いますが、日本のゲーム文化自体の衰退に大きく関わってくる存在として『CERO』という胡散臭い団体の存在があります。
ゲームのレーティング機構という肩書きの特定非営利活動法人です。
この綺麗事と偽善正義で固められたような気持ち悪い団体は調べれば調べるほど胡散臭いんですけど、今や経済にも大きく関わるエンターテイメントとしてのゲームという市場を海外から孤立させた大きな要因になっている事は確かです。

とりあえず話を戻しまして、まともな開発資金が確保出来ない日本のメーカーがどのような動きに出たか分かります?

まずはPSPのような携帯ゲーム機で国内のみ、特に若者にターゲットを絞ったゲームばかり作り出しました。
萌えキャラの胸を揺らす事にチカラを注いだり、服が破れたりスカートがめくれたりするギミックを夢中で作ったり、課金制着せ替え衣装(ちょっとエッチな水着や下着など)を全力で作ったり…
ストアで大量に並ぶ有料コスチュームなんかを見たら情けなくなります。

VRの試遊イベントの時なんか、海外メーカーがリアルな空戦物やRPGをプレゼンしている中、我が国は家庭教師か何かで萌えキャラの部屋に行くゲームですよ(;´д`)
その萌えキャラのスカートの中を覗く為にVR着けた日本人が地べたに這いつくばっていたとかいないとか(T_T)
もうなんかね…情けないを通り越して切なくなりますよね(-_-;)ふつーにアウトです。

そしてそれ以上にチカラを入れ出したのが携帯アプリです。

つまりそれほど技術や費用が必要無いこじんまりとした携帯ゲーム開発に精を出し始めたと言うことです。極端に言ってしまうと、やろうと思えば個人でも作れるレベルのゲームです。

自分もモンストをやっていますけど、携帯のゲームがこれ程流行っている国は日本だけらしいです。

確かに携帯ゲームを作るのにかかる費用なんてたかが知れてるし、技術も人員もそれほど必要ありませんからね。

まぁそれが流行って儲かるならある意味成功ではあると思いますよ。

でもね、世界のレベルに付いて行けないからと言って世界の流れから外れて孤立してしまったらそれこそガラパゴスですよ。

ゲーム好きの自分としてはもっと世界を相手に勝負して欲しいと思います。

日本人にはそのチカラと他の国には真似出来ない文化があると思ってます。

例えばもし自分に技術力と資金力があったとしたらカワイイ美少女キャラを自由にカスタマイズ出来るようなFPS(一人称視点のシューティングゲーム)かTPS(三人称のシューティングゲーム)を作りますね。
BFシリーズみたいに乗り物も有りで、その乗り物もアニメ系のビークルにしてカスタマイズ可能。
そんな感じでビジュアル的な部分はとにかくアニメ系にした上で、キルゾーン2のクランシステムとトーナメントシステムを実装します。

グラフィックや密度は最低でもホライゾンレベルです。

更に携帯用アプリも作って連動させます。

間違いなくバカ売れします。

後はシュミレーション要素を入れたオンライン対戦型戦国ゲームですかね。

要するに現代トップクラスの技術力で日本の文化をとことん詰め込んだゲームを作ると言う事です。

海外でネタにされていた架空の伝説的ゲーム『コールオブお兄ちゃん』

業界でこれをただのネタにしておくのは勿体ないと考える人はいないんでしょうか?

自分から見れば正に金の成る木ですよコレ。

今市場として世界に通用する日本唯一のentertainmentはアニメ(漫画)文化です。

これを世界レベルの技術でゲームに融合さえ出来ればびっくりするくらい売れるんですけどね…

ゲームファンとしては『コールオブお兄ちゃん』でも『バトルフィールド・ツンデレカンパニー』でも何でもいいんで、とにかく国内では無く世界をターゲットにしたゲームを作って欲しいと思います。

因みに今自分が注目しているゲームはこれですね。

Escape from Tarkov

これがPS4で出たらクランとしてのPINK-BULLETを復活させようかな。

ではまた( ´ ▽ ` )ノ
塗装&エアブラシ&ガンプラの事はアトリエ ピンクバレットにお任せを(`_´)ゞ

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